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2022-01-29

20年後の日本を心配してみる。

タイトルにになるように20年後の日本を心配しています。
「お前は国の心配をする前に明日の自分の心配をしろ!」という声が聞こえてきそうですが、今回は自分の心配は無視します。

 

なぜ20年後の日本の心配をしているかというと、皆さんもご存じのように電気自動車により日本の製造業がガラッと変わってしまうという事です。

 

未来の話をする前に20年前の話をさせてください。
20年前は、私が製造業で働いていましたが、ちょうど製造業が中国へシフトする真っ只中でした。
取引先も中国に進出し、注文が減ってきたのを覚えています。

 

圧倒的に安い人権費と言葉巧みな中国の誘致で日本企業もこぞって進出していた時期です。ただそれが2022年になってどうなったか?
人件費の高騰や停電のリスクなどで撤退する企業が増えてきました。
ただ技術は盗まれ、加工機などは置いていかないと撤退できず、撤退すれば暴動などもおきる始末・・・
最近ではブリジストンやCANONの撤退が報道されていましたが、CANONはかなりの額の退職金を払ったようです。

 

中国での製造が終焉を迎えているような感じですが、また日本に製造業が戻ってくるのか?
答えはNOです。
次は中国より安い、ベトナム インドネシアあたりにシフトされるだけです。

最初は木工製品などが中国で製造され次は電気製品、そしてハイテク製品までもが中国で作られるようになりましたが最後の砦がありました。
それが自動車 です。

 

エンジンやハイブリッド車はまねが上手い中国でもまねができないようで作れないのです。
(日本も昔はまねしてきましたけどね。)
じゃあどうするか?答えはルールを変えるわけです。
ガソリン車+ハイブリッド車廃止ね~ 電気自動車にしまーーす。となるわけです。
(表向きはカーボンニュートラル)

 

日本が電気自動車の開発が遅れてる!と言われる方がいますが、日本が電気自動車ばかりになったら大変なことになりますよ。
先に述べたように、廃業や撤退する会社が相当増えます。
このためにわざと日本は電気自動車のインフラ整備を遅らせているように感じます。
電気自動車になることで新たな雇用が生まれるという方もいるかもしれませんが、なくなる雇用を補うだけ雇用は生まれないと思っています。

 

私は充電の問題からハイブリッド車やPHEVで良いのではと思っていますが、欧州や中国は車の製造の覇権をとりたいのでこの辺もつぶしにきています。
中国がEVの覇権をとったからと言って中国の車を皆さんは買いますか?
今は買わないよ と思っているかも知れませんが、20年後は恐らく買っていると思いますよ。

 

20年前に中国のPCやスマホをを買おうと思いましたか?今やレノボは中国のPCメーカーですよ。
20年後、日本の電気自動車=300万円 中国の電気自動車=150万円 だったとします。
普通に中国の電気自動車が巷に走っているとします。
お隣さんも中国製の電気自動車に乗っています。
あなたはそれでも日本の電気自動車を買いますか?

 

自動車の覇権まで取られてしまったら日本はどうなるのでしょうか?

 

プロ野球選手になったら活躍できない選手が多いと聞きます。
国会議員のみなさま国会議員になったらゴールではありません。
そこからスタートです。
大企業の役員の皆様も同じです。
細く長く居座ろうとは思わないでください。想像以上にみなさん観察していますよ。

 

テスラは製造方法をガラッと変えるような方法で車を作っているようです。
イノベーションを起こさない社員はクビのようです。
失敗を恐れる日本の製造業が勝てるでしょうか?

 

どうか未来の子どもたちのために少しでもいい日本であってほしいと思っています。

2022-01-02

2022年 あけましておめでとうございます! 年始の営業日について

あけましておめでとうございます!

昨年は、たいへんたくさんの方と繋がることができて良かったです。

コロナ禍ということもあり、大変なこともありましたがそのおかげで新しいことにも挑戦できました。

今年は自分の中でいくつか目標を立てましたので、それに向かって毎日少しずつでも前進していこう思っております。

本年も26engraveをどうぞよろしくお願いいたします。

 

年始の営業日

年末年始のお問合せがあり、記載しておらず申し訳ございませんでした。

メールの対応は年末年始は休みなく対応させていただきます。

製作の方は1月3日までに打ち合わせが完了すれば、6日には完成いたします。

よろしくお願いいたします。