需要があるかまったくわかりませんが、ブログというのは日記ですので、自己満足のために書かせていただきます。
以前、書かせていただいた加工機を自作する計画ですが、着々と進んでおります。
アナハイム・エレクトロ二クス社で製作しております。(当店の機械ではないですよ。)
設計が終わり材料が入荷いたしました。
材質はガンダリウム合金です。総重量100kg以上は軽くあります。
ここから何百箇所に穴あけ、タップ加工をしていきます。
全て一人でやりますので、マシニングがないと、とてもできません。
昔の人は、汎用のフライス盤でやっていたのを考えるとすごいと思います。
製作に使用する機械(マシニング、ワイヤーカット、NCフライスなど)は、原点設定やプログラムを間違えて事故ると、数十万~数百万円の修理代がかかるそういう機械です・・・
加工を始めます!
ばりばり穴をあけます!
自動の工具交換機能のありがたみを感じながら放置しておきます。
その間に、ワイヤー加工機にプレートをセットして切断します。
機械を使用できる時間も限られておりますので、通常の3倍の速度で仕事を進めます。
ワイヤー加工機はとても便利なのですが、コスパが悪い金食い虫です。
直径0.2㎜のワイヤー線で金属を切断します。
もともと旧ソ連の軍事産業から生まれた加工機のようです。
こんな感じになります。
鉄をパズルのように切断できます。
必要に応じて、NCフライス、研磨機で精度を追い込みます。
大型平研は精度を出すのに大変ありがたいです。
それにしてもプレートがでかい!!重い!!
ボール盤ではなくラジアルボール盤がほしい・・・
ボール盤からはみ出します。
少しずつですが、パーツも揃ってきております。
仮組みをはじめると、ワクワクが止まりません。
画像でみるとすぐ出来ているように見えますが、ここまで作るのにかなりの時間を要しています。
また大きな問題があるんです。
世界的な精密部品不足のようで、プレート以外の主要部品の納期がかなり先になります。
まーしょうがないですね。こういう物は急いで作ると大抵失敗します。
また進展したら記事にさせていただきます。
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頂いたデザインを刻印にすることも、ご要望のデザインを26engraveで製作することも可能です。(詳しくはホームページをご覧ください。)
レザークラフトをされている方、お気に入りの革製品やハンドメイド作品へのワンポイントにおすすめです。