良くお問い合わせいただく内容で最小の文字はどのくらいまで再現できますか?
というご質問がございます。(昔にブログで書いたような・・・)
・書体により変わります。
大まかですが、ゴシック体が一番小さくできて次に明朝体、その次が筆記体です。
・文字の間隔でも変わります。
あまり文字間がないと再現できなくなります。
・革の状態で変わります。
艶がある革なら小さい文字でも刻印して読めますが、表面がざらついた革では読めません。
今回、ご注文いただいたHさまからの刻印の文字はかなり小さかったです。
Hさまはかなり刻印のことがわかっていらっしゃる方で、「小さい文字は再現できないからつぶれてもいいですよ。」と最初に言ってくださいました。
このサイズになると、革の状態で刻印しても綺麗に見えないことがあります。
よって綺麗にできます。とは言えませんでした。
ようするに人によって綺麗か綺麗でないかの判断が変わるということです。
前置きが長くなりましたが、製作させていただいた刻印がこちらです。
つやのある革
あまり艶のない革
画像だと読めますが、実際の文字はかなり小さくよーーく見ないと見えないレベルです。
このサイズですと、「必ず綺麗に見えるようにしてください!」といわれても「わかりました!」」と元気よく返事はできません。
なんにせよH様が喜んでいただけたので、良かったです。
また機会がございましたらよろしくお願いいたします!
26engrave(ニーロク イングレイブ)は低コストでオリジナルの真鍮製の刻印をオーダー製作しています。
頂いたデザインを刻印にすることも、ご要望のデザインを26engraveで製作することも可能です。(詳しくはホームページをご覧ください。)
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