焼印を何度もやっていると版が汚れてきます。
身近にあるもので汚れは落とせますのでそのやり方について説明させていただきます。
用意するもの
お酢
歯ブラシ(硬め)
鍋
1500番の紙やすり(なくてもok)
かなり昔に製作した当店のロゴの入った刻印です。
汚いですね・・・これでは革に刻印するときに汚れが転写されてしまう可能性があります。
この状態で歯ブラシでこすってもほとんど汚れは落ちません。
鍋に入れて沸騰させます。
熱湯に入れることで焦げ部分をふやけさせます。
熱湯に入れて1分~2分ほどしたらお酢をいれたコップに移します。
汚れがひどいときは30分ほどつけてください。
あまり長くつけると銅が表面に出てきてしまうようなので、軽い汚れなら5分ほどにしておいてください。
次に硬めの歯ブラシで洗います。
結果・・・・
ほとんど落ちています。
30秒ほど歯ブラシで擦っただけです。
このあとの作業は表面をさらに綺麗にしたい方だけやってください。
1500番の紙やすりと平らな板を用意します。
平らないたの上でそーーっと汚れだけ落とすように表面をこすります。
必ず平な板の上でやってください。少しでもボコボコしていてはだめです。
やりすぎると削れて刻印の形が変わってしまいますので注意してください!
結果は・・・
かなり綺麗になりました。
これなら刻印に使用しても汚れが転写されることはないと思います。
でも掃除は大変なので本当は焼印用と刻印用で2つ持っていただくのが間違いないと思います。
それと掃除するときは版を落とさないように十分気をつけてください。
版によっては印面の細かい部分が曲がってしまいます。
以上となります。
参考になれば幸いです。
26engrave(ニーロク イングレイブ)は低コストでオリジナルの真鍮製の刻印をオーダー製作しています。
頂いたデザインを刻印にすることも、ご要望のデザインを26engraveで製作することも可能です。(詳しくはホームページをご覧ください。)
レザークラフトをされている方、お気に入りの革製品やハンドメイド作品へのワンポイントにおすすめです。