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メタルスタンプ 活字の刻印方法

2020-10-10

活版印刷の活字(メタルスタンプ)での刻印方法

活版印刷で使用されていた活字(通称 メタルスタンプ)をヤフオクで販売しているのですが、注意事項と使用方法を書かせていただきます。
当方で販売している真鍮製のオーダー刻印のように簡単には刻印できませんが、文字を組み合わせての使用が可能です。

ヤフオクで出品中↓

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/sparky00806

 

活字について

・昔、活版印刷の使用されていた活字をレザークラフトの刻印に流用したものです。
そのため基本的に打刻(叩いて刻印)には対応できないと思ってください。

・活字の材質はアンチモンと鉛の合金です。焼印では使用できません。
ホットスタンプ、箔押し機で対応できますが、温度管理ができる機器を使用してください。

温度は110度ぐらいに設定してください。高温にすると活字が溶け出します。

 

刻印方法の注意事項

・活字の文字部分の彫りの深さが浅い物が多いです。特に小さい活字は刻印するときに深く入りすぎてしまうことがあります。
深く刻印されると四角部分まで痕がついてしまいます。対策は力を加減して刻印して適度な圧を探してください。

・筆記体などは欠けやすいです。刻印するときは真上からC型クランプでゆっくり圧をかけてください。

・タンニンで鞣されたヌメ革を水で湿らせてから刻印できます。

 

刻印方法の一例

活字の刻印方法はいろいろあり、今回紹介する方法はほんの一例です。

 

活字の平らにならべてマスキングテープで巻きます。
(短い文字ならこのまま刻印も可能です。)

長い文書になりますと曲がったりするので、マスキングで巻いた後、板のようなもので反らないように押さえをつけてください。
画像はちょうどいい板がなかったので、適当なガイドでおさえています。

革にセットして活字のおしり側に鉄板や木の板を敷いて圧をかけていきます。

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中心→左右で圧をかけました。

完成です。

前述しましたが、この方法はほんの一例です。

みなさまいろいろ工夫して刻印されています。

活字の大きさや、組んだ文字の長さで刻印のしやすさが変わってきますので、工夫して最適な方法を見つけてみてください。