先日、刃物の切れが悪くなってきたので交換しました。機械もメンテナンスしてやらないと壊れますのでメンテと調整です。
なかなかこれが大変で一日がかりです。
調整してテスト加工ですが終了後、加工したものを見ると納得いきません。
普通に見る分にはいいのですが顕微鏡でみると納得いかないのです。再度調整してテスト加工です。
左が最初のテスト加工品、右が再調整後です。
この大きさで見てもかわりませんね。
再調整品は納得の出来です。
仕事をしているとトラブルや壁にぶつかることもありますが、私が尊敬している方が新しい事に挑戦しているときにブログでこんなことを書かれていました。
進歩とか手応えがなければ、これは私には無理なのだ、と諦めがつくのですが、失敗を重ねるたびにれっきとした進歩もあって、手応えも十分あり、きちんと○○が作れるようになるまでそれほど遠い先の話ではないぞ、となると、結構面白くてもうやめられないのです。ある意味始末が悪いです。
しかし、こうやって苦労しながら自分が持っていない技能とか技術を得る努力をして行かないと、ただ金がほしいだけの業者として短い人生が終わってしまうのです。
本当にその通りだと思います。
物づくりすべてに共通することではないでしょうか。
私もしっかりと技能、技術を得る努力をしていきたいと思います。
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