ペンダントの試作品をまた製作してみました。
こちらです。
いつもドクロなので今回はかわいい物を製作しました。
かなり細かい部分まで彫刻しています。
この他にも作っていたのですが作っている途中で
「なんか違うんだよな~」っと思い作るのを止めてしまいました。
なんか見たことあるんですよ。こういうの
見たことないような物を作りたいんですよね。
(少し贅沢なわがままを言えるようになりました。)
ただそういうレベルの高いものは 心と体の調子が絶好調でないといいアイデアが浮かばないんです。
ちょっと前は夫婦喧嘩でメンタルをやられ、今は急に寒くなり風邪をひき身体をやられました。
調子がいいと
「うぉ~~やるぜ~~!」っと
ずーーとやってるんですけどね。
心技体という言葉がありますが、これ本当ですね。
早く風邪を治して新しい加工にチャレンジしたいと思います。
試行錯誤をしている浮彫ペンダントトップですが、いい感じになってきました。
材質はシルバーではなく真鍮です。
細かい加工というのは製作方法はいろいろあるのですが、金属を深く彫りたいとなると機械彫刻になります。
機械彫刻にもいろいろありますが、最先端の加工方法は15万回転でまわるスピンドルにリニアでXYZが動き、振動がないように機械の周りに穴を掘って振動が伝わりにくいようにする・・・ というものです。
これだけやればかなり細かい加工もできるでしょう。しかし費用がかかり過ぎてしまいます。
費用をかけずに今より微細な加工がしたい・・・
昔、勤めていたときの社長がこんなことを言っていました。
「一つの技術や加工方法はある程度の水準までは通用するが、それ以上を目指す場合はやり方をがらっと変えないといけない。」
今までのやり方を変えないといけない ということは、技術の損切をしないとならないのです。
15万回転のスピンドルがあれば超微細加工もできるかもしれませんが、現実的ではありません。
大半の人が技術の損切というのができないのです。
当然私だって嫌ですが、新しいことに挑戦しないと未来はありません。
というわけで今回の製作したペンダントは試行錯誤をして今までと違う製作方法で作りました。
まだ改良するところが多いのですが、少し前進しました。
オーダーでペンダントを製作するか自分のブランドを立ち上げるかなどまったく決めていませんが、新しいことに挑戦するということは楽しいものです。世の中にないようなものが自分に作れたらと思っています。
神は細部に宿る。
ドイツの美術史家か建築家の言葉らしいのですが、細かい仕事をしている私には心に響きます。
とても良い言葉です。
26engrave(ニーロク エングレイブ)は低コストでオリジナルの真鍮製の刻印をオーダー製作しています。
頂いたデザインを刻印にすることも、ご要望のデザインを26engraveで製作することも可能です。(詳しくはホームページをご覧ください。)
レザークラフトをされている方、お気に入りの革製品やハンドメイド作品へのワンポイントにおすすめです。