箔押しをした際に均等に押されないときの対象方を説明させていただきます。
検証したのは画像の箔押し機になります。
このタイプの箔押し機はC型の形をしているため手前が口開きという現象で、奥側より力が入りにくくなります。
版を普通に取り付けて押して、次に反転して押してみて両方とも手前が浅く押される場合は、口開き現象か取り付け部分が斜めになっている可能性があります。
取り付け部分が斜めになっている場合は後で修正方法を説明します。
①口開きの対処方はスタンプパットを敷いてください。
斜めになる現象を吸収してくれます。
②調整されて出荷されているので大丈夫だと思いますが、箔押し機の版を固定する取り付け部分が斜めになっている可能性もあります。
平らなブロックを置いて取り付け部分とブロックを押し当てます。
懐中電灯で奥から光を当てることで隙間を見て確認できます。
横側と正面の両方をチェックしてください。
③あとはボンディングテープで取り付けたりした場合は、テープの汚れが取り付け部分に付着していることがあります。汚れがないか確認してください。
素押しや焼印では押せない革が存在します。
そんな時に箔押しはかなり便利です。
実際に押した画像です。
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一番上の水色の生地はビニール系の生地になります。
この生地はうまく押すのが難しいです。
失敗した画像がこちらです。
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他の2枚は問題なくできましたが、ビニール系は押す時間や温度、力なので変形や溶けてしまうのでコツが必要になります。
箔押し機はAmazonで20,000円ほどで販売されています。
箔押し機紹介
https://26engrave.com/category/%e7%ae%94%e6%8a%bc%e3%81%97%e6%a9%9f
箔押しをするとデザインの細かい部分は箔で潰れてしまいます。
綺麗に再現する方法はこちらになります。
箔押しで細部を再現する方法
https://26engrave.com/blog/43841
https://26engrave.com/blog/44508
箔押し細部動画
https://www.youtube.com/watch?v=zFHGcRa-q5U
過去の製作品
https://26engrave.com/category/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e8%a3%bd%e4%bd%9c%e5%93%81
箔押し機の使い方
https://26engrave.com/blog/17098
版の製作のお問い合わせはホームページのお問合せフォームよりお願いいたします。
26engrave(ニーロク エングレイブ)は低コストでオリジナルの真鍮製の刻印をオーダー製作しています。
頂いたデザインを刻印にすることも、ご要望のデザインを26engraveで製作することも可能です。(詳しくはホームページをご覧ください。)
レザークラフトをされている方、お気に入りの革製品やハンドメイド作品へのワンポイントにおすすめです。