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2019-08-15

刻印革絞りはなかなか難しい。

当店は主にレザークラフト用の刻印を製作しているのですが、ちょっと遊びでこのようなものを製作してみました。

革絞りという技法があり、その名の通り革を絞って膨らませる技法です。

刻印しながら絞ったらどうなるのかを試してみました。

小さすぎると絞れないのである程度の大きさで製作してみました。

(細かい傷は後から入れています。)

 

刻印しながら絞ってデザイン的におかしくないものとなるとドクロしか思い浮かびませんでした。(笑)

なんかいつもドクロを製作しているようですが、そんなにドクロが好きなわけではないです。

 

作ってみた感想は、難しいの一言です。

大きさやデザインなど実際にやってみないと出来栄えがわからないのです。

刻印は2Dですが、革絞りは3Dです。当然イメージが2Dで見ている時と変わってきます。

PC上で3Dにしてみてもその通りにはできないわけです。

もう少し勉強が必要ですね。

 

猫のデザインを革絞りで製作できる道具があれば、ポーチや巾着などに飛び出す猫ができるのではないかと考えております。

通常の革絞りになると思いますが、商品化に向けて少しずつ考えていきたいと思います。

 

※この刻印ですが、すでに5月に記事にしていましたね。すっかり忘れてました。(汗)

2019-07-14

彫刻機の2台目を製作しよう!!

インスタを見ているとみなさん新しいことに挑戦しています。
良い刺激を受けるわけです。

 

そこで私も2台目のNC彫刻機の製作をスタートさせようと思います。

1台目が絶好調なので2台目がほしいのです。

 

只今設計中です。
自分の機械を設計するときは楽しいですね。止まりません。
前回製作したときは、世界的な部品不足でほしいメーカーの部品が手に入りませんでした。

今は部品不足も解消して(貿易戦争の影響みたいですが・・・)ほしい部品が手に入ります。
分厚いカタログとにらめっこです。

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製作する機械に使用する部品というのは高精度、高剛性でないと品質に影響してきます。
それとこれが大事なのですが、寿命です。

彫刻加工というのは、長い時間をかけて少しずつ削っていくため機械の稼働時間も長くなります。
部品がへたってくると当然精度に影響します。

どの部品が悪くなったのかすぐにわかれば良いのですが、わからない場合は間違ったメンテナンスをしてしまいます。
このトラブルを防ぐためにも長寿命な必要があるわけです。

今回使用する部品は高額でかなりオーバースペックのような気がしますが、ロマン重視でいきたいと思います。

これからマシニングやワイヤーカット、研磨加工など己の技術をフル活用して最高の一台を作りたいと思います。