友人と進めている革絞りの研究ですが、
まぁこれがなかなか難しいのです。
今回挑戦してみたのが、こちら
アロアナを革絞りで製作しようとしましたが、うまくいきません。
絞ってみたのはこちら↓
うまくいかない原因は
1 金型の形状
2 絞り方
3 形状が大きいので難しい
この3つではないかと思っています。
雄型の方はお湯丸で製作するのですが、革の厚みが考慮されないので、綺麗にオフセットされた形状ではないわけです。ただネット調べる限りでは皆さんお湯丸を使用して絞っています。
アロアナの形状が深すぎるのか、お湯丸の上部がボコボコしすぎていて均等に押せていない可能性もあります。
均等に力かけて絞らないとならないのですが、どこか一部分が肩のようにあたっている可能性もあります。そのため奥まで押し込めていないのではないでしょうか?
形状を見直すか、しっかりオフセットした雄型と雌型を製作するかという話になっています。
(3Dの曲面形状をオフセットするのはかなり難しいです。というかできるのでしょうか?)
複雑な形状のオリジナルの革絞りをやられている方が少ないのはこの辺に理由がありそうです。
凡人はここで止めてしまうわけですが、さぁどうしますか?
革絞り検証企画ですが、友人に手伝ってもらいどんどん進めることにしました。
早速このようなものを製作しました。
赤い方は(雌型)3Dプリンターで製作 サイズ80㎜×50㎜×13㎜ 粗い積層なので製作時間は1時間ほど
透明な方は(雄型) お湯丸 で製作 100均のものを5袋仕様
こんな感じで絞ってみました。
革はヌメ革 1㎜ほどです。
完成したものがこちら
はじめてにしては上出来です。
15分ほどでクランプを外してしまうと革が乾いていないので、変形してしまいます。
はさみの部分は綺麗に絞れていなかったので指で少し修正しました。
乾くまで一晩は置いた方が良いですね。
プロの方からしたら、あ~やり方が違う違う!とか言われそうですが、最初はこれでいいのです!
失敗して間違て調べて、もう一度やることが大事なのです。
教えてもらうのも大事ですが、失敗も大事です。
なぜうまくいかないかを知っている人になりたいのです。
話が逸れましたが、
どこまで深く絞れるか?どこまで細かい部分が再現できるのか?
この辺は今後検証していくつもりです。
Lv3に続きます。
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